とり飯/ツクール大学理工学部/見切りスキル

RPGツクール2000のテクニックとアイディア

見切りスキル


   



ロマンシング・サ・ガシリーズでは、敵の特定スキルを100%回避する『見切り』というスキルが存在します。
例えば、敵が『テンプテーション』というスキルを使用した場合、
『テンプテーション見切り』というスキルを持っていれば、100%回避できます。

完全にRPGツクールで再現する場合には、以下の問題をクリアできる
RGSS知識が必要となります。

・『見切り』を取得、着脱、管理できる機構
 →『見切り』とはアイテムなのか、スキルなのか、スイッチなのか。
 それとも、新たに作られるものなのか。

 ・取得
  →『見切り』を戦闘中に取得できる機構

 ・着脱
  →メニュー画面で『見切り』を着脱できる機構
   極意を習得していれば、ほかのキャラと共有できる

 ・スキルを使用する際に、相手がその技の『見切り』を持っていないかどうか確認する機構
  →見切りとは『何』なのかがはっきり決まらなければ、参照する先も決まらない。
   →回復技などの例外を除外する

 ・見切り習得のエフェクト。
 ・見切りによる回避のエフェクト。回避率による回避でない事をわかりやすいように。

完全に再現するのは非常にハードルが高いため、実装・管理しやすいように
コンパクトにアレンジしてしまったほうがいいかもしれません。
回復や補助以外の全スキルに見切りを用意したのでは、管理しないといけない
データも膨大なものになってしまいます。

ここで、ロマサガ3では技がグループ化されていて、
ひとつの見切りを覚えればその類似技複数に対応できることに着目します。

『ネットの見切り』を持っている
→スパイダーネット、ブレードネット、エクトプラズムネットを100%回避可能

そこで、
・技をグループ化し、グループを『属性』としてデータベースに入れる

上の例をそのまま適応する場合、ネット属性として扱います。
スパイダーネット、ブレードネット、エクトプラズムネットはネット属性を持ちます。
ネット属性は、ダメージ計算に含まれない属性として扱います。

次に、以下のようなスキルを作ります。
『アイコン:電球アイコン スキル名:ネット
 説明:ネット技を100%回避する。区分:戦闘中使用不可能 属性:ネット』

次に、ダメージ計算の機構をいじります。

・ダメージの計算機構に、防御者が使用スキルの
 対応見切りを持っていないかどうか参照する機構を挿入。
 (エネミーに対しては、この処理を行わない)

 防御者の持つスキルのアイコンのファイル名を参照し、電球のものがあることを確認
 →そのスキルが持っている属性が、今使用しているスキルの属性を含んでいるのであれば
  『見切られた』とみなし、見切りエフェクトを表示して、回避の処理を行う。

これで一応『見切り』は機能するはずです。
あとは戦闘中の見切り習得の機構や、極意を習得した見切りの共有、見切りの着脱と
環境を整えていけばOKだと思います。

敵にも見切りを持たせたい、と思ったら原作を超える事になるでしょう。
エネミーには『行動パターン』はあっても、『習得スキル』という概念はないため、
味方とは別の考え方で『見切り』を持たせる必要性が出てきます。

ちなみに著者はRGSS素材を作ったことがないので自分でこんなものは作れません(爆)

◇インチキ見切り

そういうわけで、本格的に実装しようとすると途方も無い作業になるので
何か『似たようなもの』でお茶を濁せないでしょうか。
アクセサリで『剣技の見切り』というアイテムを作って、
これを装備していると剣属性のスキル攻撃がダメージ0になる…というのにしてはどうでしょう。
回避ではなく命中した上での無効化となるので、付加されてる状態異常までは防げませんが…

◇参考動画:ロマンシングサガ2 見切り閃き 完全版


◇関連項目

◆スキルを戦闘中に習得する
◆リアクションアビリティ

   




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